藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

ありがとうといいたい。

 22940人。日本時間10月14日夜に広島市民球場の広島阪神戦に来たお客の数である。
 もう完全に消化試合。広島の主催試合は年間73試合でやっと100万人を超える程度であるので、満員の3万2000人にはやや遠いが、かなり多くのお客が来たことになる。


 何故か。


 黒田が流出しないようにファンが球場に行って呼びかける、というイベントがあったためだ。しかも14日、黒田は登板しなかったにもかかわらず、だ。

 3万2000人にはならなかった。私も行けなかった。しかし、今の黒田は、例えるなら、諸葛亮が死んだ後の姜維のようなもの。彼なしでは球団が成り立たない。完全にファンの思いが通じたかどうか、分からない。しかし、西口のような野球人生もありではないか。黒田は、ファンと共に、広島を優勝させる原動力になって欲しい。いますぐは無理でも、苦しいが数年後にはまたそんな日が、彼が残ってくれれば、新球場と一緒に来てくれる気がする。

 そして、こんな時期に球場に足を運んでくれた22940人にありがとうと言いたい。
 これで黒田が出て行くか、行かないかという結果も重要だが、ファンが行動したということそのものにも意味がある。