藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

新Let's Note

 ご承知のように、私は、Let's note(レッツノート)を愛用している。
 かつてLet's Noteのユーザーとしてもっとも初期のWebsiteや広告に登場したこともある(謝礼としてデジカメを頂いた)。

 愛用歴は、事務所支給のPC(それも最初は某S社だったがLet's Noteに変えて貰った)*1も含めると

 R1→R2→R3→R5

 であり、特にR2→R3の時の基本的なスペックの変更の時は、新旧どちらがいいか、評価に迷った。何故なら、ちょっと大きくなってしまったからである。

 しかし、直接、外部画面に出力できるようになったことは、仕事の上では便利であったし、バッテリーが大きくなったことも、まあこの程度であれば許容できると思うようになってきた。また、全体としては大きくなったが、幅は少し(記憶が曖昧だが確か11〜12mm位)小さくなっていたので、私の当時のB4かばんにとっては、かえって入れやすくなった面もあった。


 さて、新Let's Note(R6)が発表されたが、スペックを見ると、重さが約70グラム軽くなった。その代償として、バッテリーが従前の2/3程度に小さくなった。メーカー表示の持ち時間で8時間とあるので、おそらく4〜5時間程度が実用的なラインだろう。そして、防水性能と頑丈性UPのため、少しまた胴体が大きくなった(R5は、幅229 mm×奥行183.5 mm×高さ24.2 mm/41.6 mm(前部/後部)。R6は、幅229 mm×奥行187 mm(+3.5mm)×高さ29.4 mm(+5.2mm)/42.5 mm(+1.1mm)(前部/後部)。)。この辺の評価は、既存のユーザーがどう判断するんだろうか?

 私は、バッテリーを小さくしたのは許せる(このあたりは、新幹線で遂にN700系から各車両の先頭と末尾以外にもコンセントを用意するようになることとも関係していると思う。米国ではあちこちにコンセントがある(例えばアムトラックの中や、American Airlineでも)ので、バッテリー10時間とかにしても、ユーザーが必要としない。)が、胴体を大きくしたのは、メーカーとしての怠慢だと思う。特に、バッテリーを小さくしたのに、厚さが増すというのは、それによって頑丈になるとしても、どうかなあ、と思う。

 勿論個々人が判断することであるが、最近Let's noteは、企業で売れてきたので少し奢れているような気がしてならない。まあ、万人受けのためには色々必要なものも増えてくると思うが、それをイチイチ実現することによって、失われるものが何か、特に、仕事する者はカバンがキツキツな中で動き回っているという現実を踏まえて、寸法には特に拘って欲しかった。場所により5mm以上大きくなるって、結構すごいことだと思う。あと、カバンに縦に入れる者にとって、奥行きが3.5mm大きくなるのも、かなり痛いと思う。少なくとも私はR6は買えそうにない。

*1:ちなみにうちの事務所では、現Let's noteであればどのシリーズでも選べるようにしている。従って新人弁護士は、このY,W,R,Tの中から1つ選ぶということになる。実際はDVD搭載モデルであるWに惹かれる者も多い。