藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

森見登美彦氏の小説

 森見登美彦氏の小説にはまりつつある。記念すべき初乗車となったN700系新幹線車内において「走れメロス」「夜は短し歩けよ乙女」を読了した。いずれも私の琴線を刺激しまくりである。


 何がそんなに氏の本を好きならしめるのであろうか。おそらくは作風やらもあるだろうが氏の京都や大学生活の描写だろう。


 読者の中には氏が描く京都や大学生活は虚構というかもしれないが、私にとってはこれこそ若干の誇張はあれど、全くもって無意義であった京都における大学生活の現実であった。


 それを単に懐かしむためか、あるいは京都になお未練があるからなのか解らないが、私はますます氏の作品にはまっていかざるを得ないことを告白せずにはいられないのだ。