藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

そういえば時期ですが・・・


 最近、米国のロースクールとか司法試験に関係するメールがちらほら来ます。
 そう、まもなく、アメリカでは7月の司法試験なんですよね。。。また8月から9月にかけて入学です。


 友人だけではなく、知らない人からも、色々なメールが来ます。


 ただ・・・、漠然とアドバイス、と言われても、困ります。
 はっきり言って、今まで何をどのようにしてきたのか具体的にイメージできるようなことを書いて頂かないと困ります。法律をどこまで真面目に勉強してきたか、どの法学部・ロースクールでどのように何をしてきたか、それによって、2ヶ月間と言われる「仕上げ」の時期の勉強内容は全く異なるでしょう。


 JDと同じことをやっていたら、いくらNYBARであっても、合格はしないと思います。CAなら尚更です。JDは、1回生の時に、一応ちゃんと勉強しているのです。日本の司法試験合格者と同じだけの勉強では、日本の司法試験合格者ではない受験生は不利だと思います。憲法刑事訴訟法などは、日本と似た感覚で択一を解くことができると思いますが、司法試験合格したことがない方(勿論、日本の司法試験合格並に勉強している方は別です)は、その感覚がない、又は足りないと思うので、その分NYBARとはいえ勉強が必要だと思います。
 

 また、私が完全に自己の出所を明らかにして、こうやって書いているのに、メールを下さる方は、何故か自分の出所を隠したがります。そういうのが嫌だから私はオープンに書いているんですけど・・・。
 

 NYの資格を持つこと自体に、どんな意味があるかは分かりませんが、折角留学したのだから、資格は取って帰りたいと思うのは人情ってものだと思います。まだ1ヶ月弱あり、ここから日本の司法試験直前の勉強並に頑張れれば(私にはそれができなかったのですが)、きっと合格できると思います。日本の司法試験ほど過酷ではありませんから、直前1ヶ月に詰め込めれば、十分合格できる筈です。悩むよりは勉強です。


 あと・・・私のように、直前の移動で失敗しないように注意して下さい、特に西海岸でNY BARを受けたり、東海岸でCAL BARを受ける方・・・。飛行機は、かなりの確率で飛びません。特にUA