市民法律相談で思う。
弁護士会の「公益活動」の1つに、市民法律相談があります。
弁護士会の法律相談であれば、30分5250円で相談が受けられます。債務整理等では無料になっている場合もあります。
法テラス(と言っても、大阪では弁護士会館の中にありますが)であれば、大抵は無料ですね。
そして、市役所の多くでも、相談時間が20〜30分と短く、延長はないですが、無料です。
時々思うのですが、この市民法律相談の予定って、公開しちゃいけないんですかね?
私が行く市民法律相談はここですよーって。いや、そんなに多くはないのですが、折角行くからには、最大限活用されたいじゃないですか。私だ、と分かって来て貰う方が良いのかな・・・て。
特に、弁護士会が頑張って作った支部みたいなところ、よく前日に「藤本先生、今日は相談がないのでキャンセルでお願いします」とか電話かかってくるんです。認知度低くて直前キャンセルされる位なら、公表して、せめて私の時くらい相談者がいた方が良いのかな、て。
まあ、そういう個人プレーは、普通の事務所の仕事でやれ、ってことなんでしょうけど。。。
私の中でも、市民法律相談の位置づけが微妙で、悩ましいところです。法テラスって、本当に必要があったんだろうか?とか思いますし、更に公益事務所とか色々あるでしょ?弁護士回りの「公的」相談って、もしかして官僚のように肥大化してませんかね。弁護士の個性を殺して、たまたま私にあたった人だけ幸せ(これは言い過ぎですが、しかし事案見てるとそう思うようなモノもあります)では、何か違う気がします。
相談自体は、勿論受けたら一生懸命やりますけどね、制度の位置づけが微妙と言いたいのです。