500系のぞみ
いよいよ、「500系のぞみ」がなくなるそうである。
子供の頃、未来の新幹線はこんなのよーって、図鑑に書いてあったイメージと唯一一致する新幹線、それが500系のぞみである。まさに、「元てっちゃん」だった私にとって、500系のぞみは、夢を現実に変えてくれた数少ないデバイスである。
現在30代の「オトナ」が、子供の頃に思い描いたもの・・・どこでもドアとか、タケコプターとか、色々ある中で、我が国で真に実用化した「夢の乗り物」ではないだろうか。
実際、多くの子供にも、外国人にも、このカッコ良い姿は人気だ。
編成上の問題があるのは分かっている。東海道線内での調整が必要なのも分かっている。確かにネットを使えないのは不便だ。それでも、何故に、300km/hで走れるこの500系を、わざわざ「こだま」にしなきゃいけないのだろうか。
1日一往復でも良い、続けて貰えないのだろうか。
もしくは、「ひかりレールスター」と並べて、山陽新幹線管内の「のぞみ」として生き残る道はないのか。
鉄道は確かに、実用的なものだとは思うが、夢があってこそではないか。
うーん、どうすればいいだろう?
仮地位仮処分?苦笑