最近の執筆状況
最近の執筆について若干補足しておきます。
渉外法務についての専門雑誌である「JCAジャーナル」の2011年8月号60頁に「中国OEM生産における生産者表示について」という記事を掲載しています。中国でのOEMに特有の問題について、近時の事例をもとに書かせて頂いております。
日本評論社から発売中の「新司法試験の問題と解説2011」。司法試験合格発表前に発売されるこの解説誌ですが、昨年からこの民事法分野の解説を私も分担しています。本年も、民事法の択一(主として会社法・手形法分野)を書かせて頂いております。
http://www.nippyo.co.jp/blog_housemi/%E5%88%A5%E5%86%8A%E3%80%8E%E6%96%B0%E5%8F%B8%E6%B3%95%E8%A9%A6%E9%A8%93%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%A8%E8%A7%A3%E8%AA%AC%E3%80%8F
同じく日本評論社から発売されております「法学セミナー」の10月号では、連載記事として「法科大学院の論点」というコーナーがありますが、2011年10月号の第12回では、私が「新司法試験合格後の未来を明るくするために」というテーマで執筆をしております。私の熱い想いを、高い理想として示すのではなく、目の前の「採用」問題対策という形ですこし書かせて頂いております。学生には参考になるのではないかと思います。
当事務所(弁護士法人淀屋橋・山上合同)で編集しております「震災の法律相談Q&A」http://www.minjiho.com/new_detail.php?isbn=9784896286878ですが、8月の国会で成立した法案も反映させた第二版を発売予定です。私も一部執筆しております。この執筆の印税は全て震災被害者のために寄附させて頂いております。2011年5月の日弁連弁護士会館ブックセンターの売上1位を記録した、法律専門家や法務担当者向けの本ですが、一般の方にも役に立つ記載を充実させたつもりです。
色々なところで執筆させて頂く機会を頂戴し、ありがたいことです。今後も、いくつか機会がありそうです。実務での成果を多少なりフィードバックできると良いなあと思っています。