甲子園に行ってきました(広島カープvs阪神タイガースCS二連戦)

 おはようございます。
 いつもの場所で、今度JCAジャーナルに掲載する記事の執筆とか、色々な作業をしていますが、今日午前をゆっくり過ごせるのは、昨日・一昨日の広島カープのお陰です。


チケット購入
 話は先週の水曜日、10月9日まで遡ります。
 22年ぶり(1991年・・・私が高校1年の頃です)にポストシーズン進出が決まり、私も興奮して、この日の午前中の予定を空けて、いまの場所で「待機」してました。はい、ロッピーかネットでクライマックスシリーズ(以下「CS」)の甲子園球場での広島カープ(以下「広島」又は「カープ」)vs阪神タイガース(以下「阪神」)のチケットの購入をチャレンジしようとしていたのです。なにせ22年振りですし、私はコンサートのチケットを買ったこともないので、そもそもどうやって購入するのか良く分かりませんでした。前日夜に初めて「ちけっとぴあ」なるものの会員登録。ネット購入しようと決めたのですが、twitter*1のフォローワーの方に「ネットなんてつながらないから、ロッピーに並んだ方が確率が良い」と聞き、この場所の道を挟んだ反対側のローソンにちょっとお邪魔して機械の前に待機。

 しかし発売開始の数分前なのに、ロッピーの機械には、前日「ぴあ」のネット画面には出ていた発売情報が出ません。慌ててネットで情報を検索すると、なんとロッピーやぴあの店頭販売(これはコンビニ販売を含むそうです)はなく、ネットか電話しかないとのこと・・・。慌てて、「つながらない」ネットをひたすらリロードしながら、チケット購入にトライします。

 すると、30分かかりましたが、あっさりと3度購入画面に進むことに成功。興奮した私は、甲子園レフト指定席を求めて、即座に、1戦目4枚、2戦目6枚、3戦目4枚のチケット購入決済をしました。

写真1 私が買ってしまったチケット14枚・・・。因みに、受け取りは何故か新宿の某セブンイレブン


 しかし、よくよく調べると、このチケットは普通の「レフト指定席」であって、レフトのカープファンの待つビジター応援席は別にあるとのこと。そうかーだからビジター専用の応援席にみんな殺到するし、阪神ファンはきっとライト側をまずは買うだろうから、この「レフト指定席」は買えたんですね。ちょっとだけ納得。


写真2 甲子園球場の座席図。広島vs阪神の場合、ビジター応援席は、この図のABCD席に限られるのですが、これはCSでも同じでした。


 ということは、レフト指定席というのは、ビジター応援席ではないレフトスタンドの席(上の図ではEと記載された席とレフト外野席の両方がレフト指定席)を指すことになります。しかし、甲子園球場に行ったことのある方ならばおわかりだと思いますが、通常、ビジター応援席と三塁側アルプス席以外にカープファンは殆どいないのです。そんな席を焦って14枚も買ってしまった・・・。試合に対するモチベーションは下がります。しかも、14枚も買ったのに、僕は誰とも行く約束をしていなかったのです・・・。


第1戦
 
 しかし、ともかく、1戦目はエース前田健太の先発ですし、広島ファンとしては行くしかありません。阪神ファンに囲まれようが、どやされようが、広島を応援する以外に選択肢はありません。生きて帰られるかどうか不安に思い、自筆式遺言を残すべきかどうか悩みましたが、取りあえず、一緒に行ってくれる相手もみつかりましたし、甲子園球場に重い足を運ぶしかありませんでした。

 ところが、野球場に着いてみると・・・。


写真3、4 ビジター応援席以外にも、カープファンがうじょうじょ・・・三塁側・レフトスタンドを占拠している!!!


 いや、恐らく歴史上初めて、甲子園球場で赤く染まった日が、2013年10月12日だったのではないでしょうか。初めてカープファンが三塁側、レフトスタンドを占拠している姿を見ました。この歴史的瞬間に立ち会えて、興奮がおさまりません。生まれてから広島に住んでいた18年間は、強いカープしか知りませんでしたが、弱いカープになってから約20年、そんな弱いカープを応援するために、甲子園にこんなに人が集まるなんて・・・。野村監督や選手が、勝った理由の1つにこの応援を挙げたのも、首肯できます。

 1戦目の私が座った位置は、レフトスタンドでもかなりバックスクリーン寄り、つまりはライトの阪神応援団に近い席ですので、特にライト指定席を買えなかった阪神ファンに囲まれると思ったのですが、そんな場所でも、カープファンの方が多かったのです。


 カープのピッチャー、前田健太は、正直ストレートは走っていたと思いますが、変化球の切れは今ひとつに見えました。しかし、カープの主砲・キラが5回にスリーランホームランを打った後は、カープに明らかな勢いがあり、あっさりと8−1で勝利した感じがしました。


 この勝利の時点では、まだ2戦目の6枚のチケットに空きがあり、私自身も業務を考えると2戦目も見に行って良いものか迷ったのですが、カープファンの心を動かす快勝のお陰か、あの甲子園球場の赤く染まった景色に心を動かされたのか、チケット欲しいと言ってくれる人もいて、私は、5人と一緒に13日も甲子園に行くことにしました。


第2戦

 第二戦は、少しだけ赤色に黄色が混じる割合が多くなっていました。やはりみんな、前田健太では勝っても、第二戦、第三戦までは半信半疑だった、ということでしょうか。しかし、私の席はかなりレフト線寄りになったので、周囲のカープファン割合はほぼ9割にまで高まりまして、すごく興奮です。

 カープの先発はバリントン阪神の先発はメッセンジャーでした。正直能美ではないか、左腕に弱いカープは能美だと打てない・・・という印象がありました(メッセンジャーにもカープは抑えられているのですが、勝ち負けで言えばカープの3勝1敗でした。)ので、阪神の和田監督は、カープにはエースをぶつけずに巨人戦の第一戦に温存する戦略でも採っているのか、ちょっと良く分からない采配だなあと思いました。

 
 初回、西岡のホームランは残念でしたが、1点ならまだ流れはカープだと思いました。しかし、2回の、ランナー一塁での大きなレフトへの大きな大きな当たり、レフトは守備の苦手なエルドレッドですし、完全に抜けた、いや、ホームランで2点追加で阪神への流れになると思いました。

 しかし、どうもエルドレッドは捕ったようでした。僕らのいた場所からは捕った事実は確認できませんでしたが、とにかく一塁ランナーは飛び出して三塁付近まで来ていましたので、併殺打になってチェンジです。以後は、バリントンの調子も良くなり、負けているのに安心して見てられた気がします。


 結局、5回以後、小刻みに得点を重ねて、8回、9回に失点したものの、7−4でカープが勝ちました。CSファーストステージ、連勝で突破です!

写真5,6 スコアボードとレフトスタンド


 その後、カープの監督・選手ら全員が、グランドに現れて、三塁側・レフトスタンド側に挨拶に来ました。僅かな時間でしたが、甲子園でこんな光景を見ることは初めてです。

写真7,8,9 挨拶に出たカープナイン



 選手監督の頑張りが第一ですが、しかし、カープファンが大挙して甲子園に現れたから、起きた勝利と、この雰囲気だったような気がしてなりません。本当に、甲子園なのに、アウェイという気分がありませんでした。


おわりに・・・
 東京ドームは、東京にいる予定はあるのですが、チケットの目途もありませんし、多分行けないでしょう。でも、この雰囲気を維持、発展させて、強敵巨人に立ち向かってくれるような気がしています。戦略的に見ても、今日の試合がなくなったために、今日先発の予定だったと思われる大竹投手が、恐らく巨人戦の1戦目か2戦目に先発できることになって、そのもう1試合が野村投手、3試合目に中5日で前田健太、4試合目にバリントン(この3戦目、4戦目は入れ替わりがあるかもしれませんね)となって、大事な6試合の最初の4試合にカープの主力投手を投入できます。6試合休みなしの連戦ですので、5試合目、6試合目の先発がどうなるのか、分かりませんが、挑戦者であるカープの場合は、1戦分の不戦敗があるので、3回負けたらもう終わりですから、まず1戦1戦、トーナメントのように負けない試合をするのが大事ですので、今日の試合がなくなったことの効果は大きいと思います。

 個人的にも、今日のチケットの払い戻しが受けられますし、何より、時間ができたので、業務もできます。行って騒いだけど業務にしわ寄せが・・・というのでは、ダメですから、今からしっかり仕事したいと思います。


 とにかく、興奮した2日間でした。駄文に付き合って下さり、ありがとうございました。そして、東京ドームに行ける幸運なカープファンの皆さん、甲子園ほど良い雰囲気で勝てるかどうかは分かりませんが、カープの選手は、意外とファンの雰囲気で頑張ったりできるんじゃないか、そう感じましたので、是非不利でも負けていても諦めずに、選手を鼓舞してあげて欲しいです。


 うまくこの興奮のバトンを、東京ドームの選手達と、広島ファンにお渡ししたい、そう思っています、日本シリーズズムスタで開催されることを祈って・・・。

*1:因みに私のtwitterのidはifujimotoです。