米国牛が
「安全」な訳ない。米国で1年生活すればわかる。
いや、勿論、ここでいう「安全」とは、次のように定義できよう。
すなわち、仮に牛肉について、特定部位について分離されていなければ食用にしてはいけない、というルールが適用されるべきであり、かつ、そのルールを米国の生産業者が遵守すること、である。
米国人のお偉い様がいかにお偉くても、真に牛肉の選別を行い加工をしている人はそんな人ではない。上がどんなルールを作っても、現場が「合理的」にやってしまうのが米国。同じバンクオブアメリカでも、Social Security Numberなしで口座を開設できる支店とそうではない支店がある。担当者主義。前にも書いたが、保険の約款で○○はカバーすると書いてあっても、現場の担当者が「それはカバーしない」と言えば、まず1、2回目は交渉決裂である。
そんな国で、日本や一部のアジア諸国向けだけに、米国国内とは異なるルールを作成して「安全」を担保しようとしても、それは無理である。現場がそうはいかない。
米国が日本輸出向け「安全」に牛肉を加工できるとは到底信じられない。absolutelyである。