択一
択一受験をされた皆様、お疲れさまでした。
もう私も実務家なので、あんまり試験、試験と書くと変かな、と思うこともありますが、まさに私が今年は受験することもありますし、やっぱり、いくつになっても、こういう「不毛」な試験に「志」あって挑戦する人を応援したくはなります。
受かっても、経済的には良いことはないと思います。
それでも、頑張っていれば「食う」ことはできると思います。
人の役に立つなら、まあいいじゃないですか。
そう、一昨日私は卒業したのですが、Deanが面白いことをいってました。
全米でのアンケート結果。
43%の人が、国会議員を「尊敬できる」と回答。
35%の人が、弁護士を「尊敬できる」と回答。
35%以下って、クルマの販売員と、あともう1業種だけだとか。
それを恥じる必要はないが、かつてもっとも尊敬を集めた職業がこれではいかんという趣旨の話しだったように思います。
私も最近、お客様から米国の弁護士を紹介しろと頼まれることがあり、照会しようとするのですが、dealが小さいと本当に苦労します。
日本の弁護士業界、状況は非常に厳しいですが、「志」は忘れたくないですね。その原点の日が、私にとっては、司法試験の受験日なのかもしれません。