藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

今日は

 そう、米国の独立記念日です。
 PLの花火と比べたら可哀想ではあるけど、ここロサンゼルスでは花火もあがっています。あんまみえへんけどね。

 さて、独立記念日に合わせて、かどうか分からないけど、北朝鮮もミサイルを撃って来たねえ。
 確かに米国の独立は、英国との戦争だった。仏国の支援もあって形勢を逆転して勝利したんだ。
 人類の歴史は常に戦争の歴史だった。今もそうだ。
 でも、自傷行為が行き過ぎれば生命を破壊するのと同じ、地球で我々が近代兵器で争えば、みんな滅びてしまう。もう、我々は何でも舐めてみて、おいしいかどうか試す赤ん坊じゃあない。赤ん坊だって、一度試してこりゃやばい、と思えば普通やめるものだ。やめなければ、先にオトナになったひとたち=周囲が何とか教えなきゃいけない。

 じゃあ北朝鮮に核でも打ち込めば良いか?

 私は核兵器など認めないが、もしもそんなことをすれば、暴力の連鎖、つまり第2第3の北朝鮮を生むだけ。何故北朝鮮が近年なお強硬なのかも考えねばいかん。小泉さんのパフォーマンスによる北朝鮮訪問とその後の経過、米国公認「悪の枢軸」の1つが武力で滅んでしまったこと。不合理や暴力は、成果がないとは言わないが、広い地球で考えれば、自国への信頼を損ね、100年のスパンで見たときに正当化し得るかどうか。

 辛いところだが、周囲が正論を言い、じわじわとやっていくしかないだろう。
 我々日本が真に平和な国に「独立」するためにも。