藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

受験料の話

 日本の大学って、今でも受験料3万とか3万5000円でやっているんですねえ。。

 そういえば、アメリカの大学の受験料って、安いですよねえ。
 学費はべらぼうに高いけど、受験料で稼ごうって発想はないみたい。UCLA LLMの場合は75ドルでした。合格後のDepositも、大学によっては存在するけど、UCLAではありませんでした(だから逃げられることも多いらしいですが)。

 日本の大学の受験料はちょっと高すぎます。採点の手間を考えても、1万円を切っても別におかしくない筈です。模擬試験とか3〜4000円くらいでしょ?

 ちなみにいまUCLAの学費をみてびっくりしたのですが、去年のLLMは35000ドル(約420万円)だったのに、今年は37750ドル(約453万)になっています・・・。

 更にちなみに、司法試験の受験料ですが、NY州の場合は250ドルなのですが、Californiaではどうもあれこれ合わせると800ドルくらいになりそうです。これは高い!日本も司法試験受験料は安いですよねえ、確か1万円未満だった気が。合格率2%の試験だったから、旧司法試験の受験料を3倍にしたら、司法修習生の給費制が維持できるのになあ・・・って考えたこともありました。

 もっとちなみに弁護士登録手数料ですが、NY州の場合は350ドルです。日本で私が大阪弁護士会に納付したお金の10分の1以下ですね。。。まだよく分かりませんが、この350ドルは「2年分」という注意書きがあったので、2年間でこれだけを払えば資格が維持できるのかもしれません。そうだとすると、月々の会費まで考えれば、日本だと2年で150万円くらい(大阪弁護士会の場合)するのが350ドルで済んでしまう、ってことですねえ。。。日本の弁護士会取りすぎかなあ。