アメリカ人は飛行機をどう考えているのか?
飛行機のトラブル、私自身も本当に7月は悩まされました。今月も少し悩みました。
今日ラジオをぼけーっと聞いていると、ミシガン大学(シカゴだったかも)が調査した、アメリカ人の航空業界に対する調査結果を報告していたので、少しこれに言及してみようと思います。
それによると、まず、顧客として航空会社に満足しているか?という質問については、68%の人が満足しているんだそうです。私はこの数字が高いか低いか分かりません。ちなみに最高はやはりSouth West航空(78%位だったと思いますが記憶が曖昧です)、最低はこれもやはり、というべきか、North West航空で61%でした。
次に、飛行機の遅れについて調査した結果も報告されていました。なんと全米の飛行機の25%はOn timeに離発着していないんだそうです。特にニューヨークの国内線空港であるラガーディア空港に至っては48%の飛行機が遅れているんだとか。
更に、荷物についてクレームが出る率についても少し述べられていました。どれくらいの数クレームがあるのかは分からなかったのですが、2002年と比較して、2006年は68%もクレームが増加したそうです。
しかし、それだけサービスが悪くても、不満でも、飛行機を利用するしかないという点が、アメリカ人が不満に思っているところだそうです。まあ、そうですね。東西5000kmを飛行機以外で行くのは本当に大変です。アメリカは、航空会社が倒産しようが*1どうしようが、飛行機に乗らざるを得ない。
日本では、鉄道や車で、殆ど代替できてしまうんですよねえ、国土が狭いから。
だから航空業界の不祥事はとっても大きなニュースになる。日本の航空会社の対応やサービスも、アメリカとは比べものにならない位良い訳です。
なんだかんだ言って、競争って大事ですねえ。