いつからこの業界は・・・
(とりあえず昼休憩・・・と打ったら「求刑」だってさ)
我々弁護士業界、いつから、ゆめがなくなった、のだろうか?
いや、たぶんなくなっていないのだが、なくなったかのような報道、言動が多いのが気になる。
弁護士の数が激増するという。
無駄に増やすのは、今でも反対だ。はっきり言って顧客は無能な弁護士を求めてはいない。有能な弁護士だから意味がある。今のままで有能な弁護士が増えてくれるのか、不安だ。司法試験でも、米国のように、合格必要点数で切る(例えばNY州なら665点/1000点満点)ような、なんというか、少なくとも相応のポテンシャルがあることを保障し得るようなやり方を考えないといかん気がする。
また、前々から言っているように、司法書士・行政書士・税理士・社会保険労務士・弁理士といった隣接法律職との調整が絶対に必要なのに、それをぜずに数を増やす姿勢は大反対だ(例えば、これら5業種から優先的に「弁護士昇進試験」を行って数を増やす(他を減らす)という方法だってあった筈だ。特に司法書士でそれをやれば、地方での弁護士数の増加に確実に効果を発揮していたと思うが・・・)。
ただ、弁護士という、少なくとも私に夢を与えてくれている職業が増えることそれ自体は、とても素晴らしいことだと思う。うまく例えられないが、プロ野球選手が70枠×12球団=840人に限られているせいで、夢の限界があることが指摘されるが、やはりこの枠が増えることは、夢の数を増やしてくれると思う。
夢があれば、なんでもやる気がでるものだ。
さて、ラクではない勉強でも再開しよう。