藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

何故?

 納得がいかんニュースやねえ。サンケイスポーツ電子版から。

ダーレージャパン馬主登録、JRAが申請を却下

UAE(アラブ首長国連邦)ドバイのモハメド殿下が統括する日本での競走馬グループで、JRAの馬主登録を申請していたダーレージャパン(代表・高橋力氏)に対して、JRAが申請を却下したことが、7日に分かった。今月4日に、JRA理事長の諮問機関である馬主登録審査委員会が行われ、さらにその直後にも審査会が行われた結果、JRAが却下の判断を下した。ダーレージャパンでは、前回にも申請を却下された経緯があり、現在は担当弁護士とともに今後の対策について検討している。

却下した理由などについては明らかにされていないが、日本の馬がドバイでも活躍している現状で、ドバイ資本の参入を拒否する判断をしたことは、大きな波紋を呼びそうだ。

 馬主になれる人を規制する(例えば所得2000万円以上・・・)理由は何だったか。
 それは、馬主というのは、多額の出費が不可避であるので、経済的にしゃんとした人でないと困る、というものであり、国籍は何にも関係なかった、筈では??

 ああ、勿論、競馬が国営であり、税収入の関係も問題とせないかんだろうけど、良い馬が揃う→競馬売上が増えるという関係にある訳で・・・。

 もっといえば、国営であるだけに、仮に(資本の)人種が理由であれば、これは憲法問題でっせ。