藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

これだから

 韓国人は尊敬に値しない、と言われるのではないか。チャングムは好きだけど。

毎日新聞電子版

[韓国大統領]「親日派」財産没収へ9委員を任命
 韓国の盧武鉉大統領は13日、「親日反民族行為者の財産調査委」の9委員を任命した。昨年12月に成立した特別法に基づく大統領直属の機関で、委員長は閣僚級。韓国メディアによると事務局に検察など多数の省庁から100人近い職員を集め、日本による植民地支配に協力した「親日派」の子孫の土地などを国有化する。

 明らかなポーズ。

 この大統領がやってきたことは、いつもいつも日本を敵視し、国民世論を味方に付け、国内の不満をそらすというやり方。こんな大統領を選ぶ国民もレベルが低いが(まあ、我々も同じことを言われるだろうが)。一体どういう憲法上の権限でこのような行為を行うのだろうか。韓国民法にも取得時効という制度も、消滅時効という制度もあるのだが。。。

 南北朝鮮の、どうしようもない融通のなさは、どうも治ることはなさそうだ。

 中国人の方が、ひどい反日教育を受けていても、まだ余程現実的な対応ができるように思う。

 まあ、それだけライバル視されているかどうか、という点もあるのだろうけど。本来中華思想からすれば、韓国の方が中国に近くて偉くないといかんもんねえ、日本より。

 ここロサンゼルスでは、勢力的に言って、中国人>韓国人>(越えられない壁)>日本人であるので、特に危機感を覚えるんだよなあ。日本に居たときは、吠えるなら吠えておけば良い、位にしか思わなかったが、現実は違うと思う。韓国人の方が、まがっているけど国際的だと思う(自国にマトモな大学がなく、留学を強いられるという側面もあるが)。中国人は、なんといっても数が多く、特に言語能力に長けるので、全体で見れば、最初から勝負できる相手ではない。そんな中で、我々が長期的に生き残っていける道、決して平坦ではない。

 今回の国連の制裁案の流れを見ても、我々がいかに国際化しきれていないかが、ある意味浮き彫りになったと思う。拒否権を使われるかどうかはポイントではなかった筈だ。拒否権を使われたとしても、13:2だったら、意味があったのだ。我々が、中国人や、韓国人と比べて、世界に目を向ける力が弱い、かもしれないことを自覚しながら、それぞれの道を究めていかないと、20年、30年後、もはや誰からも相手にされない国に成り下がっているかもしれない(今はまだ「経済力」で相手にしてもらっているけど、人口減少の中でそのカードも失ったとき・・・・)。

 平和って難しいねえ。おいらもアジアのオトモダチを特に大事にしたいものだ。