藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

今ひとつ

 これは、客観的冷静に言えば、受からないように思う。
 英語力の問題が、改善してきたとはいえ、大きかった。
 一昨日・昨日でやった200問でも、やっぱり1割強やり残してしまった。
 これでは点数が出ない。まあ、ランダムに埋めた結果が良ければ・・・なんてことも思わない訳でもないが・・・。

 いずれにしても明日のこの時間には出発だ。
 後悔はいっぱいあるが(特に体調面・・・もっと勉強したかった)、せいぜい頑張ってきたい。決して諦めている訳ではないから。まあ、何のために受けているかと言われると辛い面もあるが、駄目でも来年2月は受けてみようと思う(ふふ、実名の不合格日記は格好悪いが、私らしくて良い)。

 ところで昨日、変な郵便が送られてきた。
 BarBriがどうのこうのと書いてあるので、「伊藤真の手紙」*1みたいなものが米国でも送られてくる、と聞いたことがあったので、それかな、と思うと、全然逆だった。

 つまりは、BarBri独占禁止法に違反して不当に利益を挙げている、あなたはクラスアクション(団体訴訟)の当事者になっているので、抜けたければ8月12日までに連絡してくれ、とのことであった。

 そう、日本でもいよいよ消費者による団体訴権が実現するような話があるが、こちらではとっくの昔からそういうのがあって、こんな感じで、勝手に原告の一員に加えられるのである。離脱の自由はあるけどね。訴訟のWebsiteのアドレス等も書いてあったので、試験が終わったらゆっくり見てみよう。

 まあ、独禁法違反は事実だと思うけどね。伊藤真、辰巳、早稲田、LECが争っている日本とは違い、少なくとも全米レベルではBarBriしかない(PMBRというところもあるが、これは択一だけ)からねえ。MicroMashという通信教育教材(間違って買ったよ)があるが、これははっきり言ってそこまでイケテナイ。まあ科目や使い方によっては良いけど(例えばNY portionの択一の問題。これはBarBriのやつよりは問題数も多く良い・・・がそれをやる時間がないのでBarBriの方が合理的だと言える。)。


 全米・全日本の数百人の日本人NY州司法試験受験生の皆さん、それぞれ不安だと思いますが、少なくとも私よりはマシな筈です。私も決して諦めてはいませんので、それぞれ持てる力を出し切りましょう。

*1:試験直前に受験生を励ます手紙