藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

試験にはトラブルが付き物だが・・・

 現在NY時間午前1時過ぎ。
 やっと着いた。
 本来なら書き込みなんかしている場合ではないが、トラブルもあり人にも迷惑を掛けたと思うので、詳細の報告を兼ねてここに書かせて頂きたい。

 予約したタクシーはLA時間午前6時30分に何の問題もなく我が家の前に来てくれた。
 さすが日本人タクシー。日本人のpunctualであるところを誇るべきだろう。

 そしてスムーズに到着したLAX(ロサンゼルス国際空港)でトラブル。
 なんと予定していたUA106便(LAX→シカゴ)が飛ばないという。機体トラブルだとか*1

 試験なので、連れとも、いくらになっても、他社でも何でもいいから、とにかくASAPでAlbanyに着けるようにしてくれとCancelカウンターで言うが、全く対応がなっていなかった。とにかく今日はAlbanyに着く便はない、の一点張り。他社でもビジネスでも何でも良いと言っているのに、出てくる便は全てUA(明日の午後1時なら・・・とか、そんな感じね。もし明日トラブルがあったらもういけへんやんけ、誰がも1度UAを信じられるかいな)。おかしい。でも、「他社も含めても便はない」という。本当だろうか。

 ご承知のように、United AirlineはChapter11(米国倒産法第11章=会社更生法)の申立をした会社で、巨大な航空会社であるが、決して経営は良くない。従って機体が古いことがよくある・・・ところが、米国ではここだけではなく、他に3つも大手が会社更生をやっている*2ので、ここだけが会社更生なら避けたかもしれないが、倒産弁護士としては会社更生している会社こそ支援すべきと考えてUAを利用したのだが・・・。機体トラブルは仕方ないにせよ、お客の要求を全然聞く気がない態度は許せなかった。

 特にカウンタの女性、一生懸命対応してくれたのかもしれないが、結果的に私と連れを合計1時間以上もカウンターで待たせることに。。。結局、カウンタの女性の言によると、今日LA→Albanyへ飛ぶ便で取れるのが、深夜LAを出てシカゴ経由でAlbanyに着く便しかない、それが1席しかないというので、その席をその方にお譲りして(その結果その方はいま現在なおLAXにいるのだが)、私はなんか違うアイデアはないかと思案。とにかくNYCまで飛んで、そこから下(鉄道orクルマ)でAlbanyまで行けないかを調べよう、と。

 ネットが使えなかったので、とにかく起きていて英語もできて頼みやすい日本人(LA早朝8〜9時は日本時間深夜0〜1時)にお電話をして、Amtrakの時間や、NYとAlbanyの距離関係(タクシーで直に行くことも検討・・・しかしGoogleの検索によるとJFK→ホテルの道のりが173マイルと判明し断念)を調べて貰い、LA→JFKに飛んで(これも最初、今日は夜までないと言っていたのだ・・・沢山あるJFK行きの空席がない筈がないだろう!ああ、まあUAJFKがハブではないから、UAはないのかもしれないが・・・)、そこからAmtrakでAlbanyまで行く案を考案。取りあえず同じ飛行機で向かう筈だったUSCの別の日本人もキャンセル待ちをしていたので、この案を提案して、道連れにすることに(ちなみに、連れをこのアイデアに誘わなかったのは、私がNYCについて殆ど何も知らない、地図を見たことも、たまたま昨日1度某ボルチモアの友達に言われてぼやんと眺めただけ(でもこのお陰で、少なくともPenn Stationという名前だけは知っていたことが若干役立った!)、という状態だったので、JFK→Penn Stationがどれくらい時間がかかるかも全く分からなかったため(特に連れが台湾人だったこともある)だ・・・USCの日本人に道連れをお願いした理由は、その方はその連れと違って私同様、もう今日Albanyに着く飛行機を取る選択肢がなかったから。)。なんとか午前11時25分LAX発のUA24便でJFKに行き、そこからPenn Stationまで出て、2時間30分の汽車の旅にゆられてようやく午前0時15分(NY時間)、Albany駅に到着し、ホテルに至った次第である。

 UAの対応の悪さというのか、アメリカ人一般の対応の適当さなのか分からないが、まあ、着けて良かったものの、とにかく疲れた1日だった。

 そうそう、この対応で覚えた英語。
 stand-byとはwaiting listに載ること、のようだ(辞書未確認)。
 UAの日本語担当が日本語はできるが日本人ではなかったせいか、私が「立ち席」という意味か?と聞いても明確に言ってくれなかったので、stand-byとしてJFKに行くと聞いたときは、「立ち席」を覚悟したのだが・・・。まあ、笑ってくれ。ちゃんと座れたよ。Bowing 757の超旧型飛行機だったけどね。

*1:後で知るが同じ日ほぼ同じ時、Bay AreaからUAを利用してAlbanyまで来ようとした人にも似たようなトラブルがあったようだ

*2:Delta, North West, US Airways; 結論として大手で会社更生をやってないのはアメリカンとコンチネンタル位。しかもアメリカンは現在長期の経営不振でイメージで言えば日本のJALのような雰囲気か??(決してJALをけなすつもりではなくて、各国の航空業界における位置づけや現在の経営状況、あと、両社は実際にコードシェアしていること等に鑑みた発言です)。コンチネンタルは復調気味。上位でもSouth Westは余り長距離をやらない会社なので特定のニーズがないと利用しづらい(便さえあれば、シャトル便方式で同じ区間で1時間に1本以上のフライトがあり便利らしい)