藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

NY州司法試験第1日目終了

 NY時間午後4時45分。終わって15分経ちました。

 予想通りMPTでは時間不足で苦しみましたが、過去問よりは楽?事実整理を最初に別枠で書かなくてもいいとか、今回はFile全体がやや少なかったからなのか、とにかく8頁書ききることはできました(第3のDamageとかは適当ですが・・・)。

 Essayの残り2問は、どうかなあ・・・。Professional Responsibilityなんてめちゃくちゃで、まさに事実からRuleを書き直したのですが・・・。でもあそこでの時間ロス(52分使ってしまった)が痛かったかも。Will & Trustは、特に問題はなかったと信じたい(但しその分36分で解いている)けど、全般にBarBriの黄色い本よりも、問題が練られていないように感じたのが、かえって不安(もしかして何か見落としているのだろうか・・・と)。できた証拠なら良いのだが・・・・。まあ、知識が今ひとつなかったことだけは間違いなく、他の方と違い直前期にもう知識を増やそうとは余りせずに、Essayを実際に書いてみて45分とか90分といった、割当が推奨されている時間内(実際はたとえば午後だとEssay2問+MPTで3時間というざっくりした枠なので、1つできないと簡単にオーバーして他に大きな影響が出る)で済ますことを意識したことが、吉と出るか、凶と出るか・・・(ちゃんとやっていたらProfessional Responsibilityとかももっと書けたのかなあ。。。)。

 ああ、これですが、どうせ落ちるだろうということで、フレッシュな感想を残すことを目的に書いています。

 しかし、日本の司法修習仲間とも話していたが、こうして勉強してみると、いかに日本の司法試験が練られて作られているモノか、ちゃんと法的な実力を峻別しようという目的でうまく機能しているかが、分かる気がするよ。こっちの試験は、なんかやっぱり、単に英語力がないというだけではなくて、英語(国語)の問題的な要素が高い気がするよ。

 ただ、疲労感は日本の倍はあるね。日本の新制度はどうかはしらないけど、7年前の夏は1日ではこんなに疲れなかったぞ。単なる体力の低下なのかなあ。。