藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

英語教育

【「菓子は余裕があれば」 小学校英語必修化を文科相否定】

 今度の文部大臣は分かっているようだ。

 英語教育をいまの日本の教育体制のまま、早くに始めたから喋れるようになるもんじゃない。

 何故、留学する韓国人や日本人が英語が苦手で、中国人やベトナム人が得意かを考えたらわかることだ。日本の言語って、英語と親和性がないんだもん。中国語のように四声があり、あるいはベトナム語のように六声がある言語を母語とする人なら、英語はうまくなるよ、すぐ。でも我々は発音をあまり気にしない言語。仕方ないじゃないか、英語下手でも。

 やるなら、中国語を必須にしたらどうだろう。その方が発音への意識が高まって英語もうまくなると思うが。

 それと、日本の英語教育、そう間違っていない。あれだけリーディングやライティングを重視してくれていなかったら、英語が苦手な日本人が、米国の入学試験や資格試験なんて、そう簡単には受けられるようになってなかったと思う。

 英語のスピーキングやリスニングはできた方が勿論いいが、小学校で必須にする必要は、ないな。