藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

通勤途中の発見

 10月2日月曜日。

 いつものように朝7時30分(ちょっと家を出るのが最近遅くなりつつあるが)に自宅を出発。ダウンタウンの事務所に向かう。

 フリーウェイ405号線に乗り、すぐ10号(Eastbound)に乗る訳だが、最悪Robertson*1, 通常はLa Cienegaあたりで出会う筈の渋滞に出くわさない。あれれという間に渋滞無くLa Breaを過ぎた。道が空いていることは嬉しいのだが、月曜日(こっちでも月曜日は皆早めに出るのか、渋滞率が高い気がする)であることを勘案すれば、益々おかしい。しかも、反対側(Westbound)はいつもの通り、しっかり渋滞している。

 今日は何の日だ?ああ、そういえば、

【Yom Kippur(ヨム・キプール) 大贖罪の日】

 という、ユダヤ教の「祝日」である。イスラエルでは祝日である。

 ご承知のようにユダヤ人は全米の人口比率では2%程度だというが、いわゆるエリート層には深く入り込んでいる。Downtownに向かう道の何割かは、ユダヤ人が占めていたということなのだろうか。2%という数字では説明できない「威力」である。

 そんなことを考えている間に、Westernもあっさり通過。さすがに101号線に分岐する手前からは渋滞したが、しかし7時30分〜8時頃に家を出る場合に、ここまで渋滞しなかったのは初めて。
 
 アジア人やヒスパニックが多いここLAでも、ユダヤ人社会のパワーを感じた朝だった。

*1:10号線と交わる通りの名前。以下同じ。