通勤途中の発見
10月2日月曜日。
いつものように朝7時30分(ちょっと家を出るのが最近遅くなりつつあるが)に自宅を出発。ダウンタウンの事務所に向かう。
フリーウェイ405号線に乗り、すぐ10号(Eastbound)に乗る訳だが、最悪Robertson*1, 通常はLa Cienegaあたりで出会う筈の渋滞に出くわさない。あれれという間に渋滞無くLa Breaを過ぎた。道が空いていることは嬉しいのだが、月曜日(こっちでも月曜日は皆早めに出るのか、渋滞率が高い気がする)であることを勘案すれば、益々おかしい。しかも、反対側(Westbound)はいつもの通り、しっかり渋滞している。
今日は何の日だ?ああ、そういえば、
【Yom Kippur(ヨム・キプール) 大贖罪の日】
という、ユダヤ教の「祝日」である。イスラエルでは祝日である。
ご承知のようにユダヤ人は全米の人口比率では2%程度だというが、いわゆるエリート層には深く入り込んでいる。Downtownに向かう道の何割かは、ユダヤ人が占めていたということなのだろうか。2%という数字では説明できない「威力」である。
そんなことを考えている間に、Westernもあっさり通過。さすがに101号線に分岐する手前からは渋滞したが、しかし7時30分〜8時頃に家を出る場合に、ここまで渋滞しなかったのは初めて。
アジア人やヒスパニックが多いここLAでも、ユダヤ人社会のパワーを感じた朝だった。
*1:10号線と交わる通りの名前。以下同じ。