藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

笑い話2


 10月2日、弁護士会のなんば法律センター(大阪市。南海なんば駅西南側)の法律相談、私が行きます。

 たまたま帰国する用事(国慶節ですしね)がありますので、同僚の弁護士に代わって貰います。


 勿論お金のためではありません。今年度分の「特定公益活動」の義務*1を履行するために、やむを得ず、法律相談を1回やってこようというものです。


 私のような海外に普段いるような弁護士に法律相談をして貰って、普通の相談したい方は嬉しい筈がありません。弁護士に相談したいというのは、その後受任して貰わないと困る、という場合が多いからです。海外在住の私では役に立たないことが多いのが普通です。


 普段、勿論私がどのような市民法律相談に行くか、など公開したりはしません。


 しかし、普通に大阪近辺に住み活動している弁護士、ではない弁護士が、弁護士会の法律相談に行く、しかも、しょーもない弁護士会の「特定公益活動」義務を果たすために行くという、相談に行く側からすれば、問題ともいえる情報は、予め公開しておくべきかと考え、今回は書かせて貰いました。


 これは私にとって本当に苦渋の選択です。
 社会のためにならない可能性がある法律相談を、弁護士会の、見栄えをよくするためのしょーもない義務のために、わざわざ帰国して行く訳ですから・・・。


 ただ、もしかしたら、少数の、そういう弁護士に相談したい人、例えば、私はニューヨーク州の弁護士資格とカリフォルニア州の司法試験には通っていますので、米国法が絡むような案件とかで相談したい人、或いは、いま中国の法律事務所におりますので、中国法分野で相談したいことがある人に、有益かもしれない、と思い、或いは、受任できない可能性が高くても敢えて私に相談したいという方がいるかもしれない(例えば英語や中国語で相談されたい方)、と思い、ここに書かせて頂きました(勿論、内容によってはすぐ答えられないかもしれません。法律マニアの方、細かい知識で私を虐めないで下さい。私は分からない相談には分からないとしか答えません)。


 そういう相談が、1つでも来れば、私の苦悩が解消されますが、果たしてどうでしょうか。
 ちなみに、普段定価では1時間3万5000円する私の時間報酬ですが、弁護士会の法律相談なら30分5250円です。