ソクドク支援?
ええっと、今日は大阪弁護士会の法曹養成・法科大学院運営協力センターという委員会の日でした。
これをもって「公益活動」と呼んでいいのかどうかは分かりませんが、熱情好客な私としては、自分の能力のなさは棚に上げて後輩の育成に多少の協力をずっとしている訳であります。
さてさて、今日は、私に、「ソクドク支援」をしろとの命令が下りました。
委員会派遣の「ソクドク・プロジェクトチーム」のメンバーになれ、というのです。
ソクドク??
うちの事務所の某弁護士は、確かビデオを見るときは家族全員常に2倍速だ、という話をしていましたが、私のおうちはそういう習慣はないんですが・・・・。ああ、これは「速観」ですかね。私は「速観」も「速読」もできないですが・・・。
ん?「速読」じゃないって?「即独」???
え、これって「即、独立する弁護士」の略なんですか???
なんと、そんな略語がこの世界では通用しているとは!!!3年前にはなかった言葉です。「のき弁」(軒先を借りて弁護士をすること)は知っていましたが「ソクドク(即独)」は初めてです。
ちなみに、今年12月から新しい法曹になる新61期司法修習生に日弁連や大阪弁護士会が最近取ったアンケートによると、回答率50%弱で、なお弁護士志望の修習生のうち3割程度が、所属する事務所等が決まっていないのだそうです。そんな中で、「ソクドク」支援を弁護士会が言い始めたということは、要するに一定割合の人が本当に既存の法律事務所には所属できないという危機感があるのだということだと思います。
うむう、どんな支援ができるんでしょうかねえ。
そもそもそんな支援、アメリカでも中国でもやってないんですけど・・・・。
正直まだまだ一人前にもなっていない私なので、私の「独立支援」でもして貰いたいくらいではありますが、他国を見ているメンバーはきっと多くないでしょうから、私の視点からできることはしていきたいなあと思います。