藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

ソクドク支援?


 ええっと、今日は大阪弁護士会の法曹養成・法科大学院運営協力センターという委員会の日でした。
 これをもって「公益活動」と呼んでいいのかどうかは分かりませんが、熱情好客な私としては、自分の能力のなさは棚に上げて後輩の育成に多少の協力をずっとしている訳であります。


 さてさて、今日は、私に、「ソクドク支援」をしろとの命令が下りました。
 委員会派遣の「ソクドク・プロジェクトチーム」のメンバーになれ、というのです。


 ソクドク??
 うちの事務所の某弁護士は、確かビデオを見るときは家族全員常に2倍速だ、という話をしていましたが、私のおうちはそういう習慣はないんですが・・・・。ああ、これは「速観」ですかね。私は「速観」も「速読」もできないですが・・・。


 ん?「速読」じゃないって?「即独」???


 え、これって「即、独立する弁護士」の略なんですか???
 なんと、そんな略語がこの世界では通用しているとは!!!3年前にはなかった言葉です。「のき弁」(軒先を借りて弁護士をすること)は知っていましたが「ソクドク(即独)」は初めてです。



 ちなみに、今年12月から新しい法曹になる新61期司法修習生日弁連大阪弁護士会が最近取ったアンケートによると、回答率50%弱で、なお弁護士志望の修習生のうち3割程度が、所属する事務所等が決まっていないのだそうです。そんな中で、「ソクドク」支援を弁護士会が言い始めたということは、要するに一定割合の人が本当に既存の法律事務所には所属できないという危機感があるのだということだと思います。


 うむう、どんな支援ができるんでしょうかねえ。
 そもそもそんな支援、アメリカでも中国でもやってないんですけど・・・・。

 
 正直まだまだ一人前にもなっていない私なので、私の「独立支援」でもして貰いたいくらいではありますが、他国を見ているメンバーはきっと多くないでしょうから、私の視点からできることはしていきたいなあと思います。