Change has come to America.
オバマが勝利集会で述べた一節がタイトルです。
オバマは、ホンマに勝ちましたね。
LAの国際空港の国際線ターミナルの名前にもなっている、ロサンゼルス市長だったトム・ブラッドレーがカリフォルニア州知事選挙に負けた際に言われた「ブラッドレー現象」(人種差別的な心理状態を公言することを憚る白人が世論調査で真意を述べず、結果的に有色人種候補者の実際の得票率が世論調査より低くなる現象)がどの程度あるのかが分からず、最後までどうなるか分からない選挙でありましたが、終わってみれば、(世論調査の結果ほどではなかったですが)圧勝だったと言えるでしょう。
正直、こういうヒーローが政治の世界に登場するのは、羨ましいような気がします。
日本でオバマに相当するような政治のヒーローとは誰でしょうか?
橋本大阪府知事?
小泉元首相?
なんか違うような気がします。
オバマのように、新しい血が政治の世界に登場した!という感じがしません。
オバマのような、レフト寄りではないからでしょうか。だいたいヒーローでレフトというのは、相容れないようなところがあるのに凄いのと、そのレフトを(黒人だけではなく)米国民、特に知識層が強く支持しているというのが面白いなあと思います。