役員報酬について
昨日か今日、「役員報酬」云々のタイトルで、弁護士会から緑色のペーパーが回ってきた。
ん?取締役とか監査役の報酬の話かな、と思って読むと、
副会長のなり手がいないのは、役員報酬が低いからだ!
といわんばかりの内容である。
私は再言する。
ニューヨーク州:2年間で350ドル(250ドルは間違いでした)
上海律師協会(個人会費):1年間で2500人民元(今年は経済危機の影響から1500人民元に値下げ)
このような中で、いま、月額4万5000円、即ち、ニューヨークと比べて30倍、カリフォルニアと比べても13倍、上海と比べてもそれくらいの差がある会費とりながら、更に役員報酬あげますか??
なり手がいない、という前に、「行政組織」としての肥大化を検証しなければ、イギリスのように、弁護士自治の廃止が待ちかまえている。
なり手がいないなら、副会長職を減らすべきだ。
弁護士会の役員報酬がいくらなのか知らないが、たとえ300万とか500万貰っているとして、これを倍にして喜んでなってしまうような副会長であるとすれば、それはかえって危ない。
ついこの間まで5人だったのだから、5人に戻せばいい。7人にするから、問題なのだ。
このようなビラを作ること自体、弁護士会の感覚がマトモじゃない証拠である。