北京:昨日は35度、今日は36度
昼間、外に出てみたら・・・。
むちゃ暑い。天気予報では、昨日が35度、今日が36度ということ。
そういえば、北京は、40度以上になると、工人は休まなければいけないらしいのだが、そのせいもあって、天気予報は39度で「頭打ち」になると聞いたことがある。また今度立法を調べてみよう。
ところで、最近、ある依頼者(某上場企業)の法務部から、1つのお誘いを頂いた。
北京に出張して、現地の法律事務所と色々な打ち合わせをする際に、同席してはどうか、というものである。
これは、私を必要な「戦力」として誘って下さっているのではない。なんせ、私はその件で何の相談も受けていないのだ。むしろ、教育的視点に立って、私を「育成」して下さろうとしているものだ。
依頼者の側からして、弁護士を「育成」するという視点は、従来は余りなかったと思う。
弁護士に「お前は頼りない」と言っているようなものでも、あるからだ。
でも、実際に弁護士は万能ではない。
むしろ、依頼者に育ててもらいながら成長する存在である。
トクに企業法務の現場では、色々と「使えない」弁護士の話を聞く。
しかし、弁護士と依頼者は車の両輪であり、片方だけ「使えない」ってことはない。良い依頼者が良い弁護士を育て、良い弁護士が良い依頼者を育てる。
実際にその打ち合わせに出席できるかどうか分からないが、こうやって、私を育ててくれようとする依頼者は嬉しいものだ。
色々な人が構って下さるのが嬉しい今日この頃である。
天気に負けないくらい、「熱く」頑張りたい。