藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

開始工作!


 正式に仕事を始めました。
 地下鉄の駅でいえば、静安寺というところで働いています。
 事務所から道を挟んで対面には、LAでお世話になったSquire Sanders and Dempseyの上海オフィスもあるような、比較的法律事務所が集まっている場所です。LAのときも大事にして貰ったという感じでしたが、この法律事務所でも、私のような者にきちんとした個室を与えて下さいました。


 実は、日本の法律事務所では、私に個室はないのです。個室はパートナーでも原則ありません。だから、日本にいるときは何も文句はなかったのですが、こうやって個室がある生活が続くと、なんとも個室のない生活に戻るのが嫌になります。そういえば、日本にいた頃は、「本棚競争」といって、配置換えのときに、隣の弁護士との間で本棚の競争になるので、それを未然に防止すべく、どのように本棚を配分するかが議論となって、「これじゃ少ない!」とかあれこれ言い合っていたような気がしますが、遠い昔の話のようです。んー、仕事で一番大事なのが個室、ではないのですが・・・。


 ところで、地下鉄で通勤してるのですが、駅のホームの液晶?TV,結構凄い。
 何が凄いって、次に来る電車を秒単位で表示している。完璧ではないけど、だいたい正確。

 ↑この表示、見えますかねえ???


 しかし初日ですし、スーツで行ったのですが、多分もうスーツ止めます。
 北京同様に、せっかくスーツ着ても、道を歩けばすぐ汚れてしまいます。余りに道路が汚い。食堂に行けば、スーツで椅子に座るのも躊躇するような汚れが目立ちます。まあ、上海がいかに近代化されていても、やっぱり中国。そんなもんです。


 あと、仕事の後、昨日貼った「張り紙」に応募してくれた学生さんと会いました。
 こんな怪しい日本人のビラにすぐ応募してくれて、すぐ会いにきてくれるのは、さすが中国。
 中国語を外国人に教える研究をする院生ということだし、お願いすることに。輔導老師といっても、合う合わないとか、突然中止になるリスクがあるので、リスクヘッジの観点から、もう1人タイプの違う中国人にお願いして、輔導老師は2人体制でいこうかと思っています。