ある高校で、ちょっとした講演をしてきた。
高校生向けの労働法に関する講演である。
講演終了後、先生と懇談して聞いて驚いたのだが、その先生の担任するクラスの生徒32名中、7名の生徒が、進学も、就職もする意思がないのだと言う。結構な割合である。
更に聞けば、就職先がない、という訳でもないらしい。
単に、高校の紹介で「正社員」として就職するのが嫌なようだ。
確かに町中には、様々なバイト・パートが溢れてはいるが。
そもそも、働くっていうことはナンなのか。
労働法以前の問題を、もっと突き詰めないと、私が何を講演しても、無意味なのかもしれない。