藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

新司法試験お疲れ様でした!


 えっと、実際はまだ最終日である今日15日が終わっていない段階ですが、昼間にアップできないと思いますので、先に書いちゃいます。


 新司法試験お疲れ様でした!!


 4日間の試験、非常に長く大変だったでしょう。


 旧司法試験もそれなりに大変でしたが、択一は1日、論文は私の時は3日間と分かれていました。米国の司法試験は択一も論文も一緒にやってくるのですが、ニューヨーク州の司法試験は2日間、カリフォルニア州の司法試験でも3日間でしたので、4日間試験があるというのは、私にも未知の経験。本当に大変だったと思います。


 ですので、(中日があるとはいえ)4日間の試験に耐えた、ということを、まずは誇りに思って頂いたら良いのではないかと思います。



 さあ、合格発表は9月8日、合格後の司法修習の開始は11月末です。合格者は、これから半年以上も、特にやることがないことがないことになります。


 是非、将来のために、有意義な活動をされることをお勧めします。


 何が有意義か、については、人により異なると思います。


 もしかしたら、少なくとも合格発表までの3ヶ月半、丸々留学に行くという人もいるかもしれません。もしかしたら、法律事務所のサマークラークなり、面接なり、説明会に没頭するという人もいるかもしれません。アルバイトにいそしむ、あるいは、不合格のリスクを考慮して法律の勉強をし続けるという人もいるかもしれません。どれが正解とは一概に言えません。その人の状況次第です。


 例えば、司法試験に仮に合格しているとしても、法律事務所を回ってもおよそ合格発表前に内定を出すような事務所には興味がない人にとっては、法律事務所巡りは、無駄かもしれません。他方、在学中にあまり法律事務所との接点がなく、また合格発表前に内定を出すような事務所に興味がある人で、別に語学も短期留学する必要がないような人であれば、法律事務所巡りの方が有意義かもしれません。


 弁護士法人淀屋橋・山上合同(東京事務所及び大阪事務所)でも、引き続きサマークラークの募集をしています。
http://www.yglpc.com/kyujin/kenshu.html

 大阪事務所について言えば、説明会も実施します。


 宜しければ、当法人のサマークラークを経験するというのも、どうでしょう。


 ウチは、特に大阪事務所は、原則全員(形式要件充足者)を面接します。面接官は複数の弁護士が担当しますので、面接を経験するだけでも、ちょっとした訓練になるのではないか、と思います。


 なお、司法試験前にサマークラークにお申し込み頂いた方の多くには、司法試験中の金曜日に面接日をお知らせするメールを発送しています。司法試験後に、いつになったか、確認をお願いします。