司法試験
いよいよ、日本の新司法試験受験生のみなさん、新司法試験合格発表が目前に迫ってきましたね。
今回の司法試験については、色々言いたいこともありますが、合格してると良いですね。
その中から、将来一緒に働くことになる人が何人かいるのでしょう。楽しみです。
さて、中国では、この週末に司法試験(司法考試)があります。
日本の旧司法試験のように、大学を卒業している中国国籍の者であれば(日本や米国の司法試験と異なり、いまだ国籍要件があります)、だれでも受けられます。合格者は、法律事務所(律師事務所)での1年間の研修を経て晴れて正規の弁護士(律師)になります。日本の2回試験(研修後の修了試験)はありません(なお、裁判官や検察官の場合も司法試験に合格することを要求されます。こちらになるには、別途採用試験があるようです。)。
試験は、4セット×3時間=12時間と、まあ、他国の司法試験と比較するとそれほど長いものではありませんが(例えばカリフォルニアだと18時間、ニューヨークだと12時間15分)、しかし、国際公法、国際司法、経済法も試験範囲ですので、やはり大変です。
私の北京の知り合いの中にも、この週末受ける人がいるんですよね・・・。頑張って欲しいものです。