留学の意味
最近、事務所の上司に「国際派」は少数であるにもかかわらず、やけに国際的な仕事に恵まれている私です。嬉しいような気もしますが、日本企業は弁護士に対する報酬が一般に低いので、その企業のお財布に叶う弁護士を各国で見つけるのは、至難の業です。
ただ、そのお陰で、UCLA時代、そして中国時代に知り合った多くの人と連絡を取ったりしています。仕事としては、あまり良い仕事ではないのかもしれませんが、かつての縁をつないでおくことができるということは、とても嬉しいことです。おそらく、UCLA時代の同級生と日本でもアメリカでもない場所で仕事をすることができそうです。
LLMに留学するというのは、そういういろいろな国とのネットワークということで、良かったような気がします。日本に戻って1年目で、そういうのが実感できていることは幸せなことなのでしょう。