東京と大阪
当法人(弁護士法人淀屋橋・山上合同)は、東京と大阪に事務所があります。
その中間?である京都に住む私は、どっちにも顔を出す「浮気性」の弁護士ですが、両者の間には色々相違点があって面白いです。
その1つが、「移籍市場」だと思います。
大阪の弁護士って、たまーに移籍ありますけど、アソシエイトの基本は、独立ですよね?
大阪に限れば、Aという大手事務所から、Bという大手事務所への移籍というのは、私の知る限りは、聞いたことがありません。
他方、東京って、移籍市場が活発ですよね。
実は当法人でも、中途採用には比較的オープンなつもりなので、多数の面接を受け付けるのですが、基本的に東京で面接をすることが多いです。東京事務所はまだまだ小規模ではありますが、面接の件数では圧倒的に東京です。
ただ、そのせいなのかもしれませんが、東京の方は、大阪以上に「雇われ」として意識されていることが多いですよね。例え移籍であっても、最初はアソシエイトであっても、その事務所の経営に参画するという意識でいらっしゃる方は少ないような気がします。
どっちが良いってことはないですが、もっと大阪でも移籍市場が活発でも良いかな、と思いますし、東京の場合だと、もっと事務所の経営に参画するという意識があっても良いような気がします。そういうの、望んでいない事務所も多いかもしれませんが・・・。