藤本大学~徒然なるままに(弁護士ぎーちのブログ)

ぎーち(弁護士藤本一郎:個人としては大阪弁護士会所属)のブログです。弁護士法人創知法律事務所(法人は、第二東京弁護士会所属)の代表社員です。東京・大阪・札幌にオフィスを持っています。また教育にも力を入れています。京都大学客員教授・同志社大学客員教授・神戸大学嘱託講師をやっています。英語・中国語・日本語が使えます。実は上場会社の役員とかもやっていますし、ビジネスロイヤーだと認識していますが、同時に、人権派でもあると思っています。要するに、熱い男のつもりです。

431ドル


 431ドル・・・。
 何の額か分かります???


 カリフォルニア州司法試験において、"DETERMINATION OF MORAL CHARACTER"を申請するのにかかる費用です。。。詳しくはこちら。要は、弁護士登録に先立って、"Good Moral"であることを証明せなアカンのですが、その審査費用といえばいいのでしょうか・・・・。勿論司法試験や、弁護士登録費用とは別料金でこれですから、高い!高杉!


 37頁ある資料を読むだけでも疲れますが、取りあえず、私のGood Moralを証明して下さる5名の方をreferencesとして書かなきゃいけない。NYの時のように、その人達にNotaryのところまで行って頂く必要はないのですが、NYは2人だけ、しかも、彼らに別途質問が行くということはありませんでした。しかし、カリフォルニア、さすが431ドルも取るだけある!5名のreferencesおよび過去の職場のSuperviserには、直接連絡を取って、申請人のMoralについて質問するのだそうです。。。うち最低1名は弁護士でなきゃいかんし、当然英語で質問されるわけで、色々制約もありますし、依頼させて頂いた方々、どうぞ受けてやってくださいまし。。。。


 また、この申請に際し、カリフォルニア州独自の"Live Scan"というシステムで生体記録というのでしょうか、これを登録します。これ、州独自の制度なので、カリフォルニア州内でしか登録できません。。。


 ということで、申請から決定までホンマに6ヶ月かかるそうなのですが、431ドルは高いよ、いくらなんでも。。。ああでも、日本の弁護士会費1か月分位だと考えると、まだ安いのでしょうか。。。