弁護士って・・・。
まあみて下さい。
http://diamond.jp/series/qualif/10004/?page=1
とくに内容を引用しませんが、
・日米の実際の法制度の差(例えば、民事訴訟における大規模なディスカバリーがあるかないか。米国と日本では1訴訟に必要な弁護士の時間が全く違う。だから米国では簡単に弁護士の報酬が高くなる)
・大学制度の差(法科大学院(ロースクール)卒業生以外に法律の専門的教育を受ける場があるかないか。日本は弁護士になるのは今ですらたかだか年2000〜2500名程度かもしれないが、年間5万人もの人間が法学部を卒業し、企業や地方自治体に行っている事実を看過していないか?)
・法曹資格制度の差(弁護士以外の民間法曹資格があるかどうか。米国では弁護士に聞かないと法律の事は本当に分からないが、日本には司法書士も弁理士も税理士も行政書士も社労士もある。)
・地方自治制度の差(独自の弁護士資格を持ち、独自の憲法や会社法を持つことができる米国の州と、予算自主権すら危うい日本の地方自治体)
等々を無視して、安易に弁護士になることを薦める、安易に地方では弁護士ウハウハかのような記載をするのが、ちょっと怖いと思い、一応書かせて貰いました。
法制度については、アメリカと日本は全く違う制度です。法科大学院(ロースクール)の部分だけを真似ても、その他の部分では、アメリカみたいには絶対になりません。