例の弁護士横領事件の続報
東京新聞平成18年12月22日付電子版
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006122201000771.html
『 管理を委託された相続財産を着服したとして業務上横領容疑で逮捕された大阪弁護士会所属の弁護士富田康正容疑者(57)が大阪地検特捜部の調べに「弁護を担当した兵庫県の元塾経営者の男に10数年前から計約10億円を脅し取られ、その金を工面するため横領した」と供述していることが22日、分かった。』
『 関係者によると、富田容疑者は1989年に男と知り合い、関係する刑事事件などで弁護を担当した。その後、男は因縁をつけたり、暴力団関係者との交友をちらつかせたりして頻繁に金を要求。支払わないと自宅や弁護士事務所の周辺で執拗な嫌がらせを受けたこともあったという。
富田容疑者は周囲にも「当初は金を出していれば片が付くと思っていた。横領の発覚を恐れて警察にも相談できなかった」と話していた。』
例の富田康正弁護士の続報です。
なんと揺すられたお金が10億ですか・・・。
弁護士は絶対に不正に与してはいけないですね。1度そんなお金を払ったという事実を作ってしまったら、今度はそれをネタに揺すられる訳です。弁護士は決して偉い人じゃないですが、毅然とした態度をとること、というのは、必要な最低限の能力の1つでしょうねえ。
私の場合もヤミ金や暴力団は当たり前として(関西でヤミ金を相手にしていたら、関東で受任した事件でのヤミ金業者が可愛く見えました。)、某全国的圧力団体から事件に圧力がかかったことがありましたが、即日内容証明などで抗議する等、一貫した対応をしてきました。
ホント、人の振り見て、ですね。今後も気を付けます。