高口和生と私。
こっちに来てから初めて、丸1日雨だった。推定PH4.0?の激しい酸性雨。帰宅してまずはシャワーを浴びた。
帰宅して最初に思い出したのは、高口のことだ。
高口和生を捜し始めたのが、もう11年も前だとは。。。時の流れは早いものだ。
Googleで彼を検索すると、恥ずかしながら1番最初に私のメールが出てくる。
http://groups.google.com/group/fj.misc/msg/3429725c4a89e10c
これをもう、11年も前に、私が書いて発信したんだねえ・・・。
日付を見ると10月24日。実際にコトが起こってから1ヶ月が経過している。
・・・あれから11年。
実は私は、海外で3件の「行方不明」の捜索に関与している。
1件は、留学前に、仕事として関与した。アフリカからヨーロッパにかけての事件だった。これは本当の事件であり、無事解決して良かった。
1件は、ここでも少し書いた(大半の情報を消させて頂いた)が、丁度1年前、アメリカでの、まあ事件というか、半分笑い話だった。ほぼ無事解決。
そして、今日、ここ北京語言大学で発生した、1つの「行方不明事件」の解決に助力できた。
調査すると、その行方不明の人を最期に見たのは、1週間前だという。
電話出ない、その人の宿泊先に行っても、いない。服務員も、その人を見ていないという。そこで、私に相談してくれた、という訳である。
これは、部屋の中をみてみないといけない、と思った私は、中国人の友人を念のために通訳代わりに呼んでおいて、服務員と交渉。プライバシー等を理由に拒む服務員に、手機が鳴っているのに、ずっと出て貰えないことを実際に示して、服務員に部屋に行ってもらい、それに同行した。
すると・・・・。
あれれ、いるじゃないか。
どうも病気療養していて、戻ってきたらしい。
・・・なら、電話に出てくれよおお・・・・。(私の知り合いの叫び)
まあ、大した話ではない、笑い話で終わったことなのだが、それでも、皆、今晩安心して寝られる。
人が突然いなくなる。
みな、おかしいと思う。
でも、みんな、おかしいと思う、で止まってしまう。
なかなか次の行動に出ない。
私は、高口和生のことがあったから、迷わず早期に行動することができた。
笑い話で終わらせられた。あれから3戦3勝。
気分良く寝られそうだ。